技術者のビタミン・ニ週1冊「生きる意味を考える」(Vol.45) |
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2008/10/06 月曜日 09:40:15 JST |
強くいきる」(渡辺美樹/サンマーク出版)
誰もが必ず死を迎える日が来る。
生きることとは、心を磨き、人間性を高め、人に貢献することである。
その結果、多くの感動が生まれ、満足感を得ることができる。
そして、死ぬこととは時間切れである。
どんな人も、人生はプラス、マイナスゼロとなる。
つまり、苦しみの多い人は、同時に喜びも多い人である。
人に沢山与える人は、めぐりめぐってもらうことも多い。
また、汗と努力の多い人は、必ず収穫も多い。
そして、人を成長させる唯一のプロセスは夢を追うことにある。
私は、そう信じて日々精一杯、生きている。
本書を読んで、感銘した言葉をいくつか紹介します。
- 夢を追い続ける限り、夢は必ず途切れる。
そうと知りながら、それでもなお夢を追い求めることです。
- 夢を叶えることよりも夢を追うことの方が大切なのは、その過程で、私たちは「人間性を高めることが可能になるからです。
- それが例え、砂漠に一滴の水を垂らすようなちっぽけな行為に過ぎなくても、やらないよりはましだと考えて、自分にできる小さな行為を実践したい。
- 神が応援したくなるような生き方とは、できうるすべての努力をしていること。
自分の力が及ぶあらゆることに真摯に取り組んでいること。
- 外食事業をやっていても、一本の焼き鳥に塩を振る、その加減が適当な人間は、他の何をやっても、丁寧に綿密な仕事は望めないものです。
- 仕事とは人生そのもの。よく働くことはよく生きること他なりません。
- 成功とは山ほどの失敗をしてもくじけなかった人のことなのです。
一方、成功に遠い人というのは、失敗を恐れて何もしない人です。
- 経営者だからといって、自社の株価に一喜一憂しないこと。
店を一軒一軒きちんと作り、人を一人一人しっかり育てていきなさい。
そうすれば、株価なんて後からついてくるもんだよ。
- 人を信じて失うことの大きさと、人を信じないで失うことの大きさを比べたら、後者の方がずっと大きい。
筆者プロフィール
氏名: 楊 仲慶(ヤン ツォンチン)
生年月日: 1962年6月1日
出 身 地: 中国浙江省
略歴:
1983年7月: 中国浙江大学電気工学部 卒業
1990年9月: 東京工業大学電気電子工学科博士を取得
1990年10月: 東洋電機製造(株)技術研究所入社
1994年1月:
東洋電機製造(株)退社
1993年7月: マイウェイ技研(株)設立
1999年11月: 西安交通大学 特聘 教授
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