心のビタミン・一週一話「利益とは」( Vol.13) |
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2009/07/13 月曜日 09:37:49 JST |
利益=売上高─費用
これは誰もが知っている経理上の定義であります。
しかし、経営者にとっては、別の深い意味があります。
先週、小宮コンサルタンツの経営セミナーを受けて、より一層その意味を理解することができました。
小宮先生によれば、利益は次のような意味があります。
1.会社存続のため
会社を運営していくには、いろいろな出費があり、不測の出来事に備え、蓄えも必要です。
また、製品を作るには、部品・材料を先に仕入れなくてもなりません。
通常、月次固定費の3ケ月分の手元現金が必要とされます。
2.未来投資のため
会社を発展させるには、人材の育成や新規人材の採用、また、新技術・新製品の開発などに、資金が必要です。
3.従業員の待遇改善のため
よい会社の定義の1つとして、高い報酬があること。
私も10数年会社を経営してきたが、他社に負けない報酬やできれば業界一高い報酬の会社にしたいと努力しています。
4.株主への還元のため
この会社を信じて、支援・投資してくれた株主の皆さんに還元するには、利益がなければなりません。
5.社会への還元のため
道路を作るにも、学校を作るにも、お金が必要です。
これらの財源は、すべて私たちの納税からです。
そういう意味で、利益なくして、社会貢献なし。
だから、経営者にとって、利益を生み出すことに全身全霊を注がなければなりません。
利益=売上高-費用ですから、経営者にとって、利益は経営の工夫の結晶でもあります。
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筆者プロフィール
氏名: 楊 仲慶(ヤン ツォンチン)
生年月日: 1962年6月1日
出 身 地: 中国浙江省
略歴:
1983年7月: 中国浙江大学電気工学部 卒業
1990年9月: 東京工業大学電気電子工学科博士を取得
1990年10月: 東洋電機製造(株)技術研究所入社
1994年1月:
東洋電機製造(株)退社
1993年7月: マイウェイ技研株式会社設立 (現Mywayプラス株式会社)
1999年11月: 西安交通大学 特聘 教授
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